NFECプログラム

アントレ実践プログラム

アントレ実践プログラムは、FFG アントレプレナージップセンター (NFEC) の「アントレプレナーシップ教育プログラム」及び「キャリア入門」で学習した内容に基づき、学生自ら企画・立案 したプロジェクトに挑戦する実践プログラムです。
長崎大学の学部生、院生を中心 として構成される学生チームが、自ら企画・立案したプロジェクトテーマについて応募し、審査会の審査を経て採択されると、プロジェクトに対して活動推進費が助成されます。
学生の皆さんの若い感性と斬新な視点を活かして発想したアイデアを活かし企画・立案したプロジェクトを通じて、学生自らがアントレプレナーシップと創造性を発揮することを目的としています。
ここでは、2022年度に採択された4チームの活動を紹介いたします。

> 2021年度の実践プログラムはこちら

MDM Clouds(松崎雄也 / 濃野光 / 松島良典)

世界の医療業界で注目されている分野に「予防医学」があります。しかし、日本ではこの分野においてほかの先進国に比べ、遅れを取っています。これからの超高齢化社会を生き抜く我々にとって予防医学について考えることは非常に有意義です。我々は予防医学の中でも、特に歯科予防に目を向けました。日本では地方の歯科診療所の減少しており、調査すると歯学部の就活の時点で都会に集中していることが分かりました。歯科医師初期研修や研修終了後のキャリアをサポートすることで優秀な歯科医師を、より適した場所で、歯科医として働ける環境づくりを行います。

NOVE UNIVERSITY 瓜生ゼミ(瓜生 信汰朗)

アントレプレナーを育成する本事業を活用して、アントレプレナーを目指す大学生の技術的・精神的なサポートしていきます。学生にやりたいことの話を聞くと、無意識に社会課題の解決を目指すケースが多いです。社会課題は今後さらに増えていくと同時に、規模縮小の影響で行政サポートが満足に受けられない世界がやってくると考えています。その世界には、ボランティアベースの地域課題解決の手段やその分野で活躍しているプレイヤーが注目され、価値がどんどん高まり、仕事として成立してくると考えています。NOVE UNIVERSITYでは、アントレプレナーシップを習得した若者たちが、長崎で活躍していくための手助けをしていきます。

Pionier (春田晃志 / 衣川日菜実)

私たちは2年前からこの街の若者たちの間に溢れているとある声に向き合ってきました。「長崎は面白くない。」この声は大学進学の際に県外からやってきた学生たちの間で多く聞かれたモノです。私たちはなぜこの街でこうした声が上がるのかという疑問に対して『文化・カルチャー』の側面から分析し、「この街で若者たちが日常的に“本質的に優れたカルチャー”に触れ、楽しむ機会がない」ことが一因ではないかという仮説を立てました。この課題を解決することで、この街から新たな価値を生み出せる可能性があります。私たちは本プログラムにおいて上述の社会課題を解決すべく、「潤(うるう)」という新プロジェクトを実行します。

たびぶたい(菊池将成 / 立原祐)

路面電車の範囲内には、大学生、若い人が楽しめるような観光名所はなかなかなく、彼らの多くの行動範囲は、路面電車の運行範囲であることが多いです。これは観光客にも同じことが言えます。彼らを遠くへ連れていくバスツアーは、バスツアーの裾野を広げるものであると考えています。 また、「鉄道マニア」は近年世間に認知され、彼らを対象とした様々なイベントが行われています。バスもまた、少しずつ脚光を浴びており、バスファンの私から見ると、長崎には彼ら垂涎の要素が多くあります。彼らを対象としたマニアックツアーなり、大学の規制に適応させつつもそういったイベントもできればと考えております。

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