アントレ実践プログラム
アントレ実践プログラムは、FFG アントレプレナージップセンター (NFEC) の「アントレプレナーシップ教育 プログラム」及び「キャリア入門」で学習した内容に基づき、学生自ら企画・立案 したプロジェクトに挑戦する実践プログラムです。
長崎大学の学部生、院生を中心 として構成される学生チームが、自ら企画・立案したプロジェクトテーマについて 応募し、審査会の審査を経て採択されると、プロジェクトに対し て活動推進費が助成されます。 学生の皆さんの若い感性と斬新な視点を活かして発想したアイデアを活かし企画・立案したプロジェクトを通じて、学生自らがアントレプレナーシップと創造性を発揮することを目的としています。
ここでは、2021年度に採択された15チームの活動を紹介いたします。
Plan Teas
質の良いそのぎ茶を多くの人に知ってもらうために、お茶の文化を新しいカタチで伝えていくプロジェクト。現在そのぎ抹茶×チーズ×タルトの商品開発に取り組んでいる。
波佐見焼Kigaeプロジェクト
波佐見焼のシェアリングサービス。メーカや商社から余剰在庫やB級品などの価値が下がってしまった商品をお借りし、月額500円でユーザーにシェアするサービスを検討中。現在来年3月の起業に向けて活動中。
myclinic.ng
何百万人ものナイジェリア人に、薬局を遠隔医療のアクセスポイントとして利用し、資格を持った医師による電話での遠隔診療を迅速かつ安価に提供するプロジェクト。
コウノトリ
妊産婦のお母さんたちが不安を抱えながら子育てをしている現状が少子化につながっているのではないか?という課題意識から、親子でも楽しめるライブ企画の実施や、子育て情報のマッピングなどに取り組む。
釣りを気軽に
水産業の衰退という問題を考えた際に、「みんなが海に対して興味がない!」という課題に気付き、海への関心を高める気軽な釣りイベントや釣り行動をしやすくなるWEBサービス開発に取り組んでいる。
MAGSO×ししのこ
ケニアのMAGOSO schoolのユースセンターで性教育を行い、ケニアで行った性教育を日本にも還元するプロジェクト。ケニアと日本の両国で活動することでそれぞれの国の性に関する価値観の違いから学ぶことも目指している。
喋るシャープペンシル
応援や励ましの言葉を「喋る」シャープペンシルの開発・販売を目指すプロジェクト。商品化を目指して、ハードウェアの実現可能性の確認とコンテンツ検討を進めている。
Pionierピオニール
「今の長崎をどれだけ面白くできるのか?」をテーマに、様々なカルチャーを通じて若者から”面白さ”を追求できる実験的な空間づくりを行うプロジェクト。
戦術AI搭載ドローンを用いた狩猟
高齢化が進む狩猟業界に「狩猟にIoTを取り入れる」をコンセプトとしたアクションを行い、最終的にはドローンを用いて、追い込み漁のように獣を罠に誘い込むことを目指している。
日常のなぜ?から未来を創る、なんでも探検隊
自分たちの「気になる!」ことを挙げ、五感を使って探検(=実験)すること、それを発信することに取り組むプロジェクト。毎週木曜に探検している内容は、Instagramにて発信している。
長所と長所のマッチング
Front Line Project は、学生のアイデアの提供と経験の場所をつくる活動を行う団体。Front Line Projectが行う「長所と長所のマッチング」プロジェクトは、優れた技術をもつ中小企業同士を繋げる企画を行っている。
教育で健康問題を解決
誰にとっても身近な「手洗い」をきっかけに、学校教育でのヘルスリテラシーを高めるプロジェクト。現在、シオノギ製薬とコラボレーションし、手洗い教室を行う活動や、手洗いムービーコンテストの開催などを予定している。
食文化研究会
「大人のお子様ランチ」として注目されているトルコライス。しかしその発祥は不明であるがゆえに定義は明確になっていない。食文化研究会では、この謎に包まれた長崎名物トルコライスを調査・分析するプロジェクトである。
たびぶたい
長崎の大学生・高校生向け格安バスツアーの提案や、誰にとってもわかりやすい新しい形の観光アプリ、Webサイトの開発に取り組み、バスを通じて長崎の魅力を体感し、活発な長崎内移動を促進するプロジェクト。
ミライズ
人口流出率の高い長崎県。中でも高校卒業後の学生の流出が著しい。そんな高校生に長崎の良さを知ってもらうためのプロジェクト。高校へ訪問しての後援会の実施や、大学内での座談会の実施に取り組んでいる。