KIEPS&PARKS

PARKS(Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem)

事業概要

2022年度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」の採択を受け、オール九州・沖縄圏一体でアジアとつながるスタートアップ・エコシステムを創出することを目指し、九州・沖縄の15大学と株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)により、「Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem:PARKS_パークス」を設立しました。
2023年度から3大学が新たに参画し、全19機関で九州・沖罠圏のスタートアップ・エコシステムを創出していきます。
長崎大学は、PARKS設立当初の2022年度より共同機関として参画し、起業活動支援プログラムへの参加やアントレプレナーシップ人材育成への取組み等において、重要な役割を果たしています。

構成

PARKSは、下記の主幹機関、共同機関により構成されています。

主幹機関

九州大学、九州工業大学

共同機関

長崎大学、北九州市立大学、佐賀大学、熊本大学、大分大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学、九州産業大学、久留米大学、第一薬科大学、福岡大学、福岡工業大学、山口大学、立命館アジア太平洋大学、沖縄科学技術大学院大学、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)

活動内容と4つの柱

PARKSは、アジアへの窓口である九州・沖縄圏という地域において、顧客志向で業界改変が可能であるベンチャーを持続的に創出していくことを目的とし設立されたプラットフォームです。スタートアップ・エコシステム拠点都市に選定されている福岡市、北九州市をモデル都市とし、さらに九州・大学発ベンチャー振興会議との密な連携のもと、アントレプレナーシップ教育から起業支援までを一気通貫で実施し、2026年度末までに、PARKSインターユニバーシティ設立を目指して活動していきます。

PARKSは以下の4つを柱にスタートアップ・エコシステムの創出を進めていきます。

(1)起業活動支援プログラムの運営

スタートアップ創出に資する技術シーズの発掘から、起業家とのマッチングによる創業までをシームレスにつなげるための4ステップからなる起業活動支援プログラムを提供します。
 各大学から継続的に、スタートアップ創出を実現するための支援人材の教育・整備を進めます。
 2023年3月21日、起業活動支援プログラムに参加された各大学の技術シーズに関してDemoDayを開催いたしました。

(2)アントレプレナーシップ人材育成プログラムの開発・運営等

アントレプレナーシップ教員の育成を目的に、先進的な国内・国外の組織と連携してFDの実施を行い、PARKSアントレ教員ネットワークを構築するとともに、FDの内容を踏まえたアントレプレナーシップ教育の研究を行い、参加大学においてアントレプレナーシップ教育を実施できる教員を育成します。
また、学生を対象としたアントレプレナーシップ教育として、アーカイブシステムを利用した動機付け・意識醸成を行う教育やオンライン演習を実施し、コンピテンシーの形成を目的とした教育、各大学の特色を活かしたPBL等を通じた社会実装教育を実施します。

(3)起業環境の整備

PARKSにおいて、①各大学の取組をつなぐPARKSアーカイブシステムの運用、②起業環境諸ルールのフォーマット化、③各拠点の起業環境をICTツールによるネットワーク化によりオール九州・沖縄一体でスタートアップ・エコシステムを創出するための環境を整備していきます。

(4)拠点都市のエコシステムの形成・発展

福岡市・北九州市の両スタートアップ・エコシステム拠点都市をモデル都市として、PARKS全体にスキル・ノウハウを展開します。 ・アジアのVCとも連携し、アジア展開も見据えた起業支援を実施していきます。

2022年度の活動

2023年3月21日Demo DAYを開催しました。
2023年3月13日~16日【2023】Global Symposium for Entrepreneurship Educators(SEEプログラム)を開催しました。
2022年8月10日PARKSシンポジウム開催しました。
閉じる