「食品廃棄物の昆虫飼料化を通じて、食における資源循環を実現」株式会社Booonに長崎大学発ベンチャーの称号を授与
お知らせ2024.12.13
2024年9月13日(木)、文教キャンパスで長崎大学発ベンチャー称号授与式を執り行い、株式会社Booonに長崎大学発ベンチャー第8号となる称号を授与しました。
本学では、2022年度に「長崎大学における長崎大学発ベンチャー称号授与に関する規定」を制定し、研究成果や人的資源等を活用して起業したベンチャー企業に対し、研究成果の社会実装促進やイノベーション創出を支援する目的で「長崎大学発ベンチャー」の称号を授与しています。
株式会社Booon(ブーン)は、長崎大学情報データ科学部 小林透教授の研究グループと養殖飼料の原料となる昆虫(ミルワーム)を、環境への負荷が少なくかつ低コストで生産可能な、自律分散型育成装置「Worm Pod」に関する共同研究を行い、養殖業が直面する課題であった飼料原料である魚粉の国際価格高騰へのソリューションとして、安全かつ安価な代替魚粉の安定供給をするために、2022年11月11日に設立されたスタートアップ企業です。 授与式ではFFGアントレプレナーシップセンター西村センター長が、「株式会社Booonには今後日本・世界の食糧事情を変えるような大きな仕事をしていただき、長崎大学発ベンチャーのロールモデルとしての活躍を期待しています」と述べ、橋爪海代表に称号記を授与しました。
参考リンク:https://booon.co.jp/