長崎大学発ベンチャー称号授与について
長崎大学発ベンチャー称号授与の概要
国立大学法人長崎大学では、「長崎大学における長崎大学発ベンチャーの称号授与に関する規程(令和4年3月28日 規程第34号)」(以下、「本規程」という)を制定し、2022年度より本学における研究成果、人的資源等を活用して起業したベンチャー企業に対して、「長崎大学発ベンチャー」の称号を授与する制度の運用を開始しました。「長崎大学発ベンチャー」称号授与のための申請資格を満たし、かつ称号の使用を希望する企業は、所定の手続を経ることにより、「長崎大学発ベンチャー」の称号が授与されます。
【規定】長崎大学における長崎大学発ベンチャーの称号授与に関する規程
称号授与申請資格
「長崎大学発ベンチャー」の称号授与のためには、下記のうちいずれかの申請資格を満たし、かつ、所定の申請書を提出して、面談及び長崎大学研究開発推進機構運営委員会の議を経て、決定を受けることが必要となります。
<申請資格>
- 長崎大学(以下、「本学」)又は本学の教職員若しくは学生が所有する知的財産権を活用して設立した企業
- 本学で達成された研究成果を活用して設立した企業
- 本学の教職員、学生等(在職又は在学していたものを含む。)が、本学において習得した技術、知識等を活用して設立した企業
- その他学長が特に必要と認めた企業
称号申請手続
長崎大学発ベンチャーの称号授与に向けた具体的な手続の流れは以下の通りです。申請書は随時ご提出いただけますが、運営委員会の開催日程により、決定に至るまでお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
<手続の流れ>
- 長崎大学発ベンチャー称号授与申請書のご提出
- 面談日程の調整および面談の実施(NFEC)
- 長崎大学研究開発推進機構運営委員会での審議
- 学長による称号授与の決定
- 称号記の授与
【申請書】長崎大学発ベンチャー称号授与申請書
称号授与申請に当たっての留意事項
- 長崎大学発ベンチャー称号授与の申請をされる場合は、申請前に下記問い合わせ先に記載の、研究国際部研究推進課または研究開発推進機構FFGアントレプレナーシップセンターに、ご連絡くださいますようお願いします。
- 本学の教職員が起業した企業等の場合、長崎大学職員兼業規程 (平成16年規程第45号)その他の本学関係規則等に定める所要の手続や承認等が適正に行われていることを要しますので、その点ご留意ください。
- 長崎大学発ベンチャーの称号が授与された場合であっても、長崎大学の商標やロゴ等の使用を許諾するものではないことに、ご留意ください。
- その他称号授与申請手続や本規程の内容について、ご不明な点やご質問がある場合は、下記問い合わせ先にご連絡くださいますようお願いします。
長崎大学発ベンチャー称号授与企業
会社名 | 代表者名 | 概要 |
株式会社N-サンガク | 数 喬城 | 大学などの研究成果や知的財産権を活用して産業化し、地域産業の活性化と大学及び研究者への支援を目的に地元企業の経営者が発起人となり、2014年に設立された長崎大学発バイオベンチャーです。 |
株式会社レボーン | 松岡 広明 | 嗅覚技術(Scent Technology)のインフラを構築し、人々の生活を豊かにする新たな文化の基盤を創造するための各種事業を展開。 |
株式会社 N Lab | 北村 由香 | 「治療に役立つ病理検査」を追求し、社会に貢献します。 |
株式会社出島リサーチ&コンサルツ | 岡田 裕正 | 「経済学」が単なる学問ではなく、地域や企業の課題解決に役立つビジネスツールであることを、実践的な活用を通して実証してまいります。 |
株式会社 PUKPUK | 下高 敏彰 ・深江一輝 |
AI×オフグリッドによる「閉鎖循環式陸上養殖ポッド」の提供 |
株式会社フィールドワーカーズ | 星 友矩 | 世界各地の感染症に打ち勝つことを目指し、新たな技術革新を社会実装し、世界に誇れる企業へと成れることを願っています。 |
株式会社SCMバイオメディカ | 田中義正 | 長崎大学の先端創薬イノベーションセンター長である田中義正教授を中心とした研究グループが、本学の研究成果として、がんに対するSCM療法と呼ばれる治療薬を開発し、その知的財産を事業化するために2023年10月に設立した企業です。 |
2024年3月15日現在
問い合わせ先
研究国際部 研究推進課
電話:095-819-2038
メールアドレス:kensui@ml.nagasaki-u.ac.jp
研究開発推進機構 FFGアントレプレナーシップセンター
電話:095-800-4121
メールアドレス:ffgentre@ml.nagasaki-u.ac.jp